qphoney記

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イヤッッホォォォオオォオウ!

 *     +    巛 ヽ
            〒 !   +    。     +    。     *     。
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   *     +   / /   イヤッッホォォォオオォオウ!
       ∧_∧ / /
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 ガタン ||| j  / |  | |||
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夏の日の2012、とうとう家を買いました。
人生最大のIYHをやったりました。

あ、正確には奥様名義でローンを組んだので僕は同居人ですね。

(半ば無理矢理)ニフティクラウド本を献本いただきました

クラウドEXPO

つい先日行われたクラウドコンピューティングEXPO。
僕の所属している会社も出展していたので説明員として参加してきました。
出展しているブースの中でもひときわ目立っていたのがNiftyさん。
綺麗なコンパニオンの皆様もいらっしゃって当社も「ああ、見習わないとなー。つーか羨ましい」と思わせるようなブースでした。
僕は休憩時間を利用してNiftyさんのブースを見て回ったのですが、知り合いの早Z女さんにばったり会ったので立ち話をしていました。
立ち話の中で、

Z「ニフクラ本欲しい?ね?欲しいでしょ?」
僕「えっ…あ、いやぁ…」
Z「あげましょう!」
僕「わぁい(棒」

という流れでニフティクラウド本をいただいちゃいました。
(本当は「欲しい!」って懇願しました)

早Z女さんは「この本を手にした人は140文字以内で感想を書かなくちゃいけない」って言っていたのですが、とても140文字以内では収まらないのでブログに書く事にしました。

ニフティクラウドの基本

ニフティクラウドを解説した初の書籍だけあって、親切丁寧にニフティクラウドのはじめ方、使い方を説明しています。
また、クラウド技術の概念、ニフティクラウドの生い立ち、ニフティクラウドで出来ること等の基本的な部分に触れています。
国産クラウドベンダーという事もあり、日本人に分かる言葉で解説しているのはありがたいです。

ニフティクラウドによるシステムインテグレーション

この項目ではクラウドに適したシステム、逆にクラウドには適さないシステム、気になる費用の見積もりについて解説しています。
他の技術書でも適したシステム、適さないシステムを解説しているのを見たことがありますが、本書ではWeb(アプリ)サーバやDBサーバまで落とし込んで説明しているのは非常に参考になりました。
またスーツな人が気になる費用についても簡単に説明しています。

ニフティクラウドの各機能

ニフティクラウドで使える機能について解説しています。
ニフティクラウドストレージ、カスタマイズイメージの作成&利用方法、オートスケールの活用方法を図解で分かりやすく説明しているので興味がある人は必見です。
この項目を読めばニフティクラウドを使いこなせたと言っても過言ではないかも知れません。

ニフティクラウド以外

実はここのボリュームがかなり大きい。
ニフティクラウドのベンチマーク結果や、CakePHPでの環境構築、RoRでのサイト自動構築、ZabbixやMuninでのサーバ&サービス監視、Capistrano&Chefでサーバ環境構築自動化、先日も取り上げたFluentdでのログ管理までかなり突っ込んで解説しています。
個人的にはニフティクラウド以外の部分だけ見ても本書を買う理由になると思っています。
それほどにボリュームがあります。
早Z女さんも言っていましたが「ニフクラ4割:それ以外6割」は伊達じゃありませんでした。
ニフティクラウドを使わない人でもこれは見る価値があると思います。
また、本書の中にちょくちょく出てくるコラムもかなり充実していて、
「コラムだけでブログが書けるんじゃないか?」というような内容ばかりで非常に参考になりました。

感想

本書を読んで物足りないと感じたのは、APIの解説や利用例が少ない事でした。
僕は個人的にも業務的にも某海外製クラウドサービスを使っているのですが、APIでの操作は必須だと思っています。
ニフティクラウドもAPIが山盛りという事を聞いているので、その解説が無かったのは少し残念に感じました。
第2版、3版ではAPI周りを充実して出してくれる事を期待しています。

という訳で140文字では伝えきれない事を、でも簡単にまとめてみました。
ニフティクラウドを使う人は必見、使わない人も非常に参考になる本書です。
書店(にあるか分からないけど)や本書を持っている人がいたらチラ見をオススメします。
その時はきっと欲しくなると僕は断言します。

ーちょこっと追記ー
Amazonで売っているようです。

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ニフティさんマジニフティ

Software Design2012年6月号を献本していただきました

それは突然の出来事

ひょんなことからSoftware Design2012年6月号を献本していただきました。
流れとしては、TwitterのTLに「Software Designを献本していただきました!」的なつぶやきを見かけたので、



こんな事をつぶやきました。
そしたらなんと!


いきなり送付先を聞かれました。
さすが技評さん、キャッチアップも速いですがいきなり送付先の要求です。
仕事早すぎます。
さすがの僕もこれにはびっくりしました。


念のため確認してみました。


その後、技評さんの中の方とやりとりがあって自宅に送付してもらえる事になりました。


言ってみるもんですよ、皆さん。

という訳で、せっかく献本していただいたのでブログを書いて応えたいと思います。

目次

目次は技術評論社さんのWebページに詳しく掲載されています。

http://gihyo.jp/magazine/SD/archive/2012/201206

今月号も盛りだくさん!

特集

すべての内容の感想をここで書くと膨大な量になりそうだし、ちょっぴり面倒なので気になった特集を取り上げます。

ハイパフォーマンスコンピューティング技術

一昔前ではスーパーコンピュータと呼ばれていたハードウェアが現在では手軽に購入(っても高いけど)出来る時代になりました。
本特集では現在の最新の高速ハードウェアや技術について解説しています。
マルチ(コア)CPUの最新動向、InfiniBandによる高速通信技術とヘビーに検証している実例、ioDriveによる爆速ストレージ技術の説明、SSDの可能性について各分野の専門家が詳細に解説しています。
クラウド、クラウドと言われる昨今の根底を支える技術である事は間違いないのでコレは必見です。

Fluentdで実現!大規模データのログ収集&活用

個人的に注目しているのがFluentd。
先日もFluentd Casualという勉強会が開催され、100人以上が参加するほど注目を浴びているツールです。

http://atnd.org/events/27808
http://d.hatena.ne.jp/tagomoris/20120521/1337569528

そのFluentdを詳解している特集は他の雑誌では見たことがありません。
本誌ではFluentdの紹介、アーキテクチャ、他ツールとの連携方法、大規模サイトへの導入事例と実例、実例を用いた導入のメリット、プラグインの書き方について触れています。
ページのボリュームもあり、この特集を読み込めばFluentdをそこそこ使いこなせるようになるんじゃないかと思います。
後ほどじっくり読ませていただきます。

みんなが使っているGitHub!

対話形式でGitHubの使い方を説明している特集です。
サブタイトルに「直感的にわかる!」と書いてあるのは伊達じゃなく、読み進めていくことでスッと頭に入ってくるような感覚でした。
恥ずかしながらGitHubをまともに使いこなせない僕には持って来いの特集。
しっかり勉強させていただきます。

感想

今回もボリュームたっぷりで最低2回は読みなおして実際に手を動かさないと覚えられないくらいの内容でした。
ちょっと残念だったのは、Fluentdはもうちょっとデメリットの部分や便利なプラグインについて突っ込んで欲しかった事でしょうか。
もちろん、ページ数やその他の大人の事情があるのは分かっているのですが、もうちょっと知りたかったなーと思いました。

Buy Now!!

僕個人としてはかなり満足度の高い6月号でした。
まだ見ていない、購入していない方はぜひとも買って読み込む事をオススメします。
# Amazonアソシエイトのリンクが貼れないのでお買い上げはお近くの書店、またはWeb本屋からどうぞ。

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何故か2冊ある

AWSでNAMDをカジュアルに動かしてみた

謎の頭痛が続いているリーダーですこんにちは。

ちょいとクラスタコンピューティングを調べる事があったのでカジュアルに情報共有します。
というのも、クラスタコンピューティングをWebで調べてみると英語のMLだったり、大学や研究機関のガチ論文がヒットして「カジュアルに動かしてみたい」僕の要求レベル以上のレスポンスでちょっと苦労しました。
僕のようにカジュアルにクラスタコンピュートしたいという人向けのエントリです。

動作環境

AWS上で動作確認をしています。

OS AmazonLinux(Cluster Compute Amazon Linux AMI 2012.03)
NAMD NAMD_2.9b3_Linux-x86_64-TCP
動作を確認するだけであればt1.microでも動作します。

鍵ペアの登録

クラスタリングされるノード間はsshで接続されるのでssh公開鍵をパスフレーズ無しで登録します。
ユーザ作成は任意です。

$ sudo groupadd data
$ sudo useradd -G data cluster
$ sudo su - cluster
$ ssh-keygen -t rsa
パスフレーズ無しの鍵ペアを作成

$ cat ~/.ssh/id_rsa.pub >> ~/.ssh/authorized_keys
$ chmod 600 ~/.ssh/authorized_keys 

環境の用意

openmpiはいらないかも知れませんがカジュアルなので気にしません。

$ sudo yum groupinstall -y "Development Libraries" "Development tools" 
$ sudo yum install -y openmpi-devel

NAMD、APOA1のダウンロード

http://www.ks.uiuc.edu/ ←ここからNAMD、APOA1をダウンロードします。
ダウンロードにはユーザ登録が必要です。
カジュアルに登録して下さい。
登録が終わったら以下のファイルをダウンロード。

  1. NAMD_2.9b3_Linux-x86_64-TCP.tar.gz
  2. apoa1.namd

$HOME/cluster以下に展開します。

$ tar zxf NAMD_2.9b3_Linux-x86_64-TCP.tar.gz
$ wget apoa1.namd的な感じ

AMIの作成

上記を設定したインスタンスをAMI登録します。
手順まで載せるのは面倒なので割愛。
必要な数だけインスタンスを起動させますが、あまりワイルドになり過ぎないように注意して下さい。

ノード登録

起動したインスタンスをノードとして登録します。

$ sudo su - cluster
$ cd NAMD_2.9b3_Linux-x86_64-TCP
$ vi nodelist
group main
host 10.xxx.xxx.xxx
host 10.xxx.xxx.xxx
host 10.xxx.xxx.xxx
host 10.xxx.xxx.xxx
host 10.xxx.xxx.xxx
host 10.xxx.xxx.xxx

パスフレーズ無しでsshログイン出来る事を確認しておく

* 実行
カジュアルに実行してみます。
>||
$ ./charmrun ++remote-shell ssh ./namd2 ../apoa1.namd +p 5

起動オプションの詳細はmanでも見ると良いですよ。
ただ、プロセス数を増やすとsshでの接続も増えるので必要に応じてsshdの設定を変更した方が良さそうです。
1台だけで実行する場合はcharmrunはいらないっぽいです。

結果

せっかくなので僕が検証した結果をチラ見せしますね。
こちらはt1.microを6台並べた結果です。
f:id:qphoney:20120422190209j:plain

こちらははcc1.4xlargeを3台クラスタ構成にして実行した結果です。
f:id:qphoney:20120422190219j:plain

まとめ

非常にカジュアルにクラスタコンピュート出来ましたね。
実行内容の結果なんて見たって分からないので「おお、すげー」くらいの感想です。
会社の技術ブログには書けないような稚拙な内容だったので個人のブログに書きました。

またまた転職します

2週間くらい前から有給消化をしていましたが、今日が今の会社の最終出社。
約半年という短い期間でしたが久しぶりにモバイル系の開発会社で働けて非常にエキサイティングな毎日でした。
この会社の規模にしては障害も多めに発生してこれまたエキサイティング。
特にハードウェア要因の障害が多かったのが印象に残っています。
自社でハードウェアも含めたシステム構成を組んでいる弱い部分が浮き彫りになった形です。
会社側も「ハードウェアの面倒を見たくない」という理由からシステムをクラウドサービスに移行する事を検討していたり。
なので僕は各クラウドサービスの検証だったり移行する場合の設計を担当していました。

そんな最中の転職です。

で、どこに転職するかというと、以前こんな事を言った会社だったりします。


その会社の名前は...まだ秘密♪
ただ、2004年~2009年の約5年間勤めた会社に今度の4月から戻ります。

戻る事になった経緯は長くなるので割愛しますが、4月からは雲使いになる予定です。
雲の中の人とはこれからがっつりお付き合いする事になると思いますので今後ともよろしくお願いしますです。

今の会社にはとてもお世話になったので次の会社に行っても何かしらの形で恩返しが出来れば良いなーと思っています。

という訳で来月からも色んな所に出没すると思いますので見かけたら声をかけてくださいね。